ヨーロッパのプリペイドSIM事情
前回、ヨーロッパで使えるeSIMを紹介しましたが、ついでなのでヨーロッパでのプリペイドSIMについて軽く触れておきます。
ヨーロッパ域内はローミングが無料
プリペイドSIMに地域性って特にないのですが、ヨーロッパで特徴的なのは、EU加盟国とノルウェー・アイスランド・リヒテンシュタインについてはローミングが無料なところです。EUの法律でそう決めたらしいです。(ちなみにメジャーな国ではスイスがローミングの対象外になるようですね。)
なので、複数国周遊する場合も、最初の国で十分な容量のプリペイドSIMを買っておけばヨーロッパを出るまで使い続けられます。
European Union roaming regulations - Wikipedia
注意点
現地語でSMSが送られてくる
ヨーロッパでの英語の通用度は極めて高いですが、英語圏以外の国でプリペイドSIMを買った場合、通知のSMSは大抵は現地語で送られてきます。ギリシャでギリシャ語のSMSが送られてきた時はさすがにさっぱりでした。
まあ、SMSの内容はこのサービスへようこそとか、データの残量がどうとかそういう話なので、分からなくても直ちに困ることはあまりないかと思います。購入時は店員さんは英語が通じることが多いですし。
ドイツではプリペイドSIMの購入に規制がある
テロ対策で各国で規制をしているようですが、特に厳しいのがドイツ。プリペイドSIMの購入が難しくなっているようです。買えないわけではないようですが、外国人旅行者に対して販売している携帯電話会社は限られているようなので、出かける前にご確認を。